体の消費するエネルギーは、体の部位によって異なります。
脳や心臓、腎臓といった内臓器官でも消費しますが、最も消費するのは筋肉で、その量は全体の約40%です。
また、脳や内臓の基礎代謝量を意図的に変えることはできません。
鍛えられませんもんね。
でも、筋肉はトレーニングによって増やせるので、基礎代謝量を増やすことができます。
次に、筋肉の種類。
筋肉には大きく分けて3種類あります。
用語として、
タイプT線維(赤筋)、
タイプUa 線維(白筋)、
タイプUb線維(ピンク筋)
です。
ここではそれぞれ赤筋、白筋、ピンク筋と呼んで説明しますね。
赤筋は主にウォーキングや軽い負荷の持続などに使われる筋肉で、体の深層部分(骨の周りなど)に多く分布しています。
深層部の筋肉全てが赤筋というわけではありません。
それぞれの部位は赤筋、白筋、ピンク筋全てが混ざって構成されています。
ただ、深層部には中でも赤筋がたくさんある、ということなんですね。
白筋は主にダッシュ、飛ぶなどの瞬発力を出すときに使われる筋肉で、体の表面部分(皮膚に近いところなど)に多く分布します。
ピンク筋は赤筋と白筋が混ざり合ったものだと考えてください。
白筋とピンク筋はタイプUに属す筋肉で、トレーニングによって白筋が
ピンク筋になったり、ピンク筋が白筋になったりと変化します。
で、これら種類の違いで重要なことは、基礎代謝を高めるのに重要な筋肉は赤筋とピンク筋だということです。
赤筋まで脂肪が運ばれてくると赤筋は酸素を使ってその脂肪を燃焼させ、二酸化炭素と水に分解します。
また、ピンク筋には脱共役たんぱく質(UCP−3)というたんぱく質
が含まれていて、これがやはり脂質を熱に変えてくれます。
よって、赤筋とピンク筋を鍛えることが、基礎代謝を高めるのにより有効だということになります。